星降る夜に

その言葉を、私は昔にも聞いたことがあった


でも凪は何も知らない


ただ笑っている


私は笑い返した


「うん。凪も」


それが最後だった


凪はそのまま校門を出ていった


私は、その背中を見送った


なぜか、そのときはまだ分からなかった


胸の奥にあった気持ちの名前を