瀬川先生のいない職員室て、私は黙々と授業の準備をする。
(大丈夫、大切なことは瀬川先生に全て教わった)
職員室には知らない先生ばかり。
三十木先生も晶子先生もいない。
けれど目指すべき姿は目に焼きついている。
ふと、かつて三十木先生に言われた言葉を思い出した。
私が友和先輩と間違えて声をかけてしまい、その場しのぎの相談をした時のことだ。
『私が敢えて口出ししなかったのは、橋口くんがリーダーとなり、とてもよくまとまったチームに見えたからです。三嶋さんたちも自分で考えて動ける人ばかりですし、下手に私が口を挟む方がよくないと思いました。ですが、手は離していても目と心は離していません。何かあればいつでも声をかけてください』
この言葉はとても奥深い。
生徒の自主性を導き、生徒を信じ、敢えて自分は身を引いて見守る。
自分で指示を出した方がはっきり言って楽だ。
けれどそれでは生徒は成長しないし、何より一人一人の生徒が主役なのだ。
「手は離しても目と心は離さない」
私は小さくそう呟いて、自分にしっかり言い聞かせた。
(大丈夫、大切なことは瀬川先生に全て教わった)
職員室には知らない先生ばかり。
三十木先生も晶子先生もいない。
けれど目指すべき姿は目に焼きついている。
ふと、かつて三十木先生に言われた言葉を思い出した。
私が友和先輩と間違えて声をかけてしまい、その場しのぎの相談をした時のことだ。
『私が敢えて口出ししなかったのは、橋口くんがリーダーとなり、とてもよくまとまったチームに見えたからです。三嶋さんたちも自分で考えて動ける人ばかりですし、下手に私が口を挟む方がよくないと思いました。ですが、手は離していても目と心は離していません。何かあればいつでも声をかけてください』
この言葉はとても奥深い。
生徒の自主性を導き、生徒を信じ、敢えて自分は身を引いて見守る。
自分で指示を出した方がはっきり言って楽だ。
けれどそれでは生徒は成長しないし、何より一人一人の生徒が主役なのだ。
「手は離しても目と心は離さない」
私は小さくそう呟いて、自分にしっかり言い聞かせた。



