最強男子の過保護な溺愛が止まりません!

「胡桃ちゃん、よう言うた」

「う、うるさいですっ」

 顔が熱い。
 絶対真っ赤だ。

 でも氷河ノ先輩は、そんな私を見てほんの少しだけ目を細めた。

「なら慣れろ」

「無理です!」

「俺はやめない」

「なんでですかぁ……!」

「決まってる」

 そこで先輩は言葉を切った。
 何か言いかけて、やめた顔だった。

「……帰るぞ」

 結局それ以上は言わず、また私の手を取る。
 今度はさっきよりずっと自然で、強かった。