幼なじみからの溺愛が止まりません!

「ねえ、みお」

「なに?」

「明日も、その次も、ちゃんと俺の隣にいて」

少しだけ不安そうな声だった。
強引で余裕があるように見える斗真が、こんなふうに確かめるのはずるい。

私はすぐにうなずいた。

「いるよ」

「ほんと?」

「うん。だって私も、斗真の隣がいいもん」

そう言うと、斗真は目を見開いて、すぐにやわらかく笑った。

「……好きすぎる」

そのまま、つないだ手を引かれる。
気づけば私たちは、肩が触れそうなくらい近い距離で歩いていた。

もうすぐ家に着く。
でも、この道がもう少しだけ長ければいいのにと思う。

夕焼けに染まる帰り道で、
幼なじみだった彼の熱が、手のひらからずっと伝わってくる。

止まらない溺愛も、
苦しくなるほど甘い独占欲も、
全部ひっくるめて青春なんだと、私はたしかに感じていた。