流れ星が消えたあとも、わたしはしばらく空を見上げたままだった。
胸の奥が、じんわり熱い。
さっき玲央くんが言った言葉が、何度もくり返し響いている。
大事な願いって、簡単には消えないだろ。
不器用なくせに、そういうことをさらっと言うから困る。
忘れられない理由を、またひとつ増やされてしまったみたいだった。
「家、こっちだよな」
隣から落ちた声に、はっとして顔を上げる。
玲央くんは夜空から視線を戻して、いつもの無表情に近い顔をしていた。
けれどその横顔はどこかやわらかくて、昔より少しだけ近づきやすい気がした。
「うん。玲央くんも?」
「ああ。途中まで同じ」
それだけ言って、彼は自然に歩き出す。
置いていかれないように並ぶと、肩が触れそうな距離にどきっとした。
近い。
でも、離れたくない。
こんなふうに隣を歩くのなんて、いつぶりだろう。
たぶん小学生のころ以来なのに、不思議なくらいしっくりきてしまう。
しばらく沈黙が続いた。
気まずいわけじゃない。
ただ、聞きたいことが多すぎて、何から言えばいいのかわからなかった。
胸の奥が、じんわり熱い。
さっき玲央くんが言った言葉が、何度もくり返し響いている。
大事な願いって、簡単には消えないだろ。
不器用なくせに、そういうことをさらっと言うから困る。
忘れられない理由を、またひとつ増やされてしまったみたいだった。
「家、こっちだよな」
隣から落ちた声に、はっとして顔を上げる。
玲央くんは夜空から視線を戻して、いつもの無表情に近い顔をしていた。
けれどその横顔はどこかやわらかくて、昔より少しだけ近づきやすい気がした。
「うん。玲央くんも?」
「ああ。途中まで同じ」
それだけ言って、彼は自然に歩き出す。
置いていかれないように並ぶと、肩が触れそうな距離にどきっとした。
近い。
でも、離れたくない。
こんなふうに隣を歩くのなんて、いつぶりだろう。
たぶん小学生のころ以来なのに、不思議なくらいしっくりきてしまう。
しばらく沈黙が続いた。
気まずいわけじゃない。
ただ、聞きたいことが多すぎて、何から言えばいいのかわからなかった。



