「これ、押し花。大きいけどさ、凪っぽいんだ」
渡されたのは普通のチューリップの大きさと比べれば小さい押し花。
「え、めっちゃ可愛い!……花言葉ってなに?」
好奇心が勝って聞いてしまう。
どんな言葉なんだろう、……いま、告白中……だったよね、ということはそっち系?
なんて期待をしてしまう。
「花言葉はね……“照れ屋”」
「照れ屋なんかじゃないですからっ!」
私の言葉に笑う源の顔が可愛くって、私も意地悪してみたくなった。
「ふぅーん、私のこと意地悪したくなるぐらい好きなんだ〜」
「……え?好きなんて言ったっけ?」
あ……、えっと……え?
じゃ、じゃあ私の勘違いだって言いたいの!?
う、うそ、じゃあ付き合っての意味も遊ぶのにとかだったりするの!?
私の勘違いに恥ずかしくなってまた顔が赤くなった。


