恋愛*シークレット

「ううう…からかわないで、ください…。」


私もどうしてこう思うか、わかんないよ…。


小澤くんにキスされた時は、嫌だと思ってしまった。

でも…一条さんに口元を拭かれた時は…嫌だとは思わなかった。恥ずかしい、としか…。


ううう…〜。この気持ち、なに〜っ…。


「…からかってねぇよ。こっちは真剣に…」


そう口を開いて、一条さんははっとした。


「なんでもねぇ。終わった」


わっ…は、早いっ…。


一条さんの皿洗いの速さに驚く私。


結局、私の気持ちはわからないままだった。