「お兄ちゃん、今のところ順調だよ」
電車ごしに『そうか…』というつぶやきが聞こえる。
「安心してねっ!じゃあね!元気でね」
『花乃もな』
ふふふっ…相変わらず、お兄ちゃんは心配症だなぁ…。
そう思いながら電話を切って、私は一条さんのもとに駆け寄る。
「一条さん!終わりました。待っててくれて、ありがとうございました…!」
そう、一条さんは教室で待っててくれた。
「…なぁ」
にこにことしていると、ふと、一条さんのやや不満な声が聞こえた。
「?どうしたんですか?」
私はキョトンとしながら一条さんの目を見る。
「あいつと、付き合ってるのか?」
唇を一条さんの指で抑えられた。
たぶん、お兄ちゃんの親友さんのことをいってるのだろう。
「つ、付き合ってません!」
「そうか。あいつに、お前が取られるかと思った」
私は数秒固まってからじわじわと顔が赤くなっていく。
なっ…!
いくらなんでも、からかいすぎだよ!
「むぅ…一条さんの意地悪…」
「そっちの方が可愛すぎて意地悪」
かぁぁ、と顔が再び赤くなった。
「…ぅ」
顔をぐりぐりと一条さんに押し付ける。
「はぁ…お前がほしい。」
電車ごしに『そうか…』というつぶやきが聞こえる。
「安心してねっ!じゃあね!元気でね」
『花乃もな』
ふふふっ…相変わらず、お兄ちゃんは心配症だなぁ…。
そう思いながら電話を切って、私は一条さんのもとに駆け寄る。
「一条さん!終わりました。待っててくれて、ありがとうございました…!」
そう、一条さんは教室で待っててくれた。
「…なぁ」
にこにことしていると、ふと、一条さんのやや不満な声が聞こえた。
「?どうしたんですか?」
私はキョトンとしながら一条さんの目を見る。
「あいつと、付き合ってるのか?」
唇を一条さんの指で抑えられた。
たぶん、お兄ちゃんの親友さんのことをいってるのだろう。
「つ、付き合ってません!」
「そうか。あいつに、お前が取られるかと思った」
私は数秒固まってからじわじわと顔が赤くなっていく。
なっ…!
いくらなんでも、からかいすぎだよ!
「むぅ…一条さんの意地悪…」
「そっちの方が可愛すぎて意地悪」
かぁぁ、と顔が再び赤くなった。
「…ぅ」
顔をぐりぐりと一条さんに押し付ける。
「はぁ…お前がほしい。」



