「……バルトレッドさん」
「バルトと呼んでください」
食い気味で訂正して来るバルトに対し、じとっとした視線を向けるが、結局緩やかに首を傾げられるのみだった。
「ならバルトさん……」
「はい、聖女様」
「……バルトさんの気が済むまで、その最後まであなたが辿り着けるよう善処します。でも私じゃ無理だと理解いただけたら、その時はちゃんと元に世界に戻すって約束してください」
確認するように告げるとバルトは僅かに双眸を瞠った。それからパッと顔を輝かせたのち瞳を溶かして頷いた。
「えぇ、約束しましょう。俺の命に変えても約束は違えません。ありがとうございます、聖女様」
あまりに嬉しそうにするので心が咎めると共に、早く勘違いに気付いてくれればいいと心の中で願った。
「バルトと呼んでください」
食い気味で訂正して来るバルトに対し、じとっとした視線を向けるが、結局緩やかに首を傾げられるのみだった。
「ならバルトさん……」
「はい、聖女様」
「……バルトさんの気が済むまで、その最後まであなたが辿り着けるよう善処します。でも私じゃ無理だと理解いただけたら、その時はちゃんと元に世界に戻すって約束してください」
確認するように告げるとバルトは僅かに双眸を瞠った。それからパッと顔を輝かせたのち瞳を溶かして頷いた。
「えぇ、約束しましょう。俺の命に変えても約束は違えません。ありがとうございます、聖女様」
あまりに嬉しそうにするので心が咎めると共に、早く勘違いに気付いてくれればいいと心の中で願った。



