恐怖探偵団と死神運動会

「ヨイショ〜!!」

「ヨイショ〜!!」

麗奈たちも声を出し、大玉を動かす。初めて触れた大玉の感触に、麗奈は笑顔を浮かべた。

(運動会、楽しかったわ……)

最後の種目が終わる。その後、赤組と白組が獲得した点数の集計が行われ、優勝したのがどちらなのか校長先生により発表される。麗奈たちが緊張を覚える中、校長先生がマイクを握った。

「今年の優勝は……白組です!!」

「やった〜!!」

勝利を掴んだ白組から歓声が上がる。赤組の生徒は少し肩を落としていた。麗奈も同じである。

(頑張ったのに……)

その時、亮太が麗奈の頭をポンと軽く叩いた。顔を上げれば、亮太は太陽のように眩しい笑みを浮かべている。

「そんな顔すんなって。運動会は来年もある。来年勝とうぜ!」

「……そうね」

校長先生の話が終わった後、各クラスに分かれて担任と副担任からの話を聞く。みずきと夜々は優しく微笑んでいた。

「みんな〜!お疲れ様!明日と振替休日の月曜日はゆっくり休んでね〜」