ふと、10年前の秋の記憶がかすかによぎる。 『篠原。誕生日はお前だけのものだと思うか?』 命がけでがんばった日。 親になった日。 我が子にはじめて触れた日。 たくさんの祝福をもらった日。 誕生日の主役は、きっとわたしたちみんな。 うまれてきてくれてありがとう。 今日がきみの誕生日よ。