相合い日傘は持っていない

辛い。

悲しい。

嫉妬。

どうすればいいの?

私は蓮の彼女なはず。

なのに、あの子にはとても優しかった。

私と話す時と同じくらい。

部屋に入って一人でモヤモヤする。

──ピーンポーン──

「あ、はーい、って、蓮くんじゃなーい?」

『あの、すみません、紬呼んでくれませんか』

「わかったわ!」

「紬〜!蓮くんよー!」

蓮?なんでいきなり?

私は玄関をガチャリと開ける。

「さっきは、ごめん」

「あいつだけめっちゃ俺につきまとってくるから、優しく話してるだけ。ほんとはめっちゃあいつのことなんかどーでもいい」

よか、った……!

「ごめん……!大きな勘違いしてた」

「俺はどんな時でも紬が一番だからな」

「私も……!蓮が一番……!」
 
「ずっと一緒、だからな」

「もちろんっ!」

まだまだ、楽しい日々は、これからだ…!

──終わり──

ここまで読んでくれてありがとうございます……!

今回は夏なので、『日傘』をテーマにしてみました!

ほかにも、「相合い傘は持っていない」、「相合い傘は持っていないー続編ー」などもありますので、ぜひ読んでみてくださいっ!

これこらも応援よろしくお願いしますっ!!