相合い日傘は持っていない

よしっ!授業も終わったし、変えるとしよう!

下駄箱から靴を取って、校門から出る。

ん?なんか今日はいつもと違う気が……?

や、やばい!日焼け予防の『日傘』を家に忘れた〜……。

終わった……

この夏は絶対に日焼けしたくないから、全力で予防したかったのに〜。

はぁ。日焼け止めをん塗るのも忘れたし……。

トボトボと駅に向かっていると、横から声がした。

「お前、紬か?」

聞き慣れた覚えがある声。

も、もしかして……?

「れ、蓮?」

「ああ。そうだ」

「なんで悲しそうな顔してんだよ」

れ、蓮、もしかして、私の心を読んだ?

「いや〜、日傘忘れちゃって、、あはは」

やばっ!いっちゃった!!

蓮だけには日焼け予防してるの、バレたくなかったのに……。

「紬は日焼けしてても可愛いけどな」

ちょっと、蓮……!

心臓爆発しちゃう……!

「あ、ありがと」

「日傘、たまたまあった」

え?蓮!!奇跡じゃない!?

「入れてやるよ」

「ふふっ!やったぁ!!」

嬉しい…!

またこうして、蓮と同じ傘に入れるなんてっ!

そうして、電車に乗っていきましたっ!