君に恋した、その瞬間から

「うん」


私たちは誰もいない階段の踊り場まで行った


優愛さんが口を開く


「昨日、見た」


「……」


「桐谷くんと付き合ったんだよね」


「うん」


「そっか」


優愛さんは少し笑った


でも


その笑顔はどこか寂しそうだった