いちご色の恋予報♡

「好きだから、他のやつが近いといやだし、笑ってるの見たら独占したくなる」

その言葉と同時に、莉久の手がいちかの腰をそっと引き寄せる。
触れ方はやさしいのに、離す気はないみたいだった。

「今も、ここに閉じ込めたいくらい」

「っ……」

「もちろんしないけど」

真っ赤になるいちかを見て、莉久は少しだけ苦しそうに息をつく。

「でも、俺だけ見てって思う」

胸がいっぱいになる。
そんなふうに求められることが、どうしようもなくうれしかった。

いちかはそっと莉久の制服をつかむ。

「見てるよ」

「え?」

「ちゃんと、莉久だけ見てる」

その瞬間、莉久の表情が止まる。
強がっていた空気がふっとほどけて、代わりにひどく甘い顔になる。