二月十四日。
朝からいちかの胸は、ずっと落ち着かなかった。
バッグの中には、小さな箱。
昨日の夜、何度も失敗しながら作った手作りのお菓子が入っている。
莉久に渡したい。
でも、恥ずかしい。
喜んでくれるかな。重いって思われないかな。
そんなことばかり考えてしまって、授業中も全然集中できなかった。
しかも今日は、なぜか女子たちが朝からそわそわしている。
莉久の机の中には、すでにいくつかの包みが入っていた。
それを見たいちかは、胸の奥がちくりと痛む。
やっぱり莉久は人気者だ。
自分だけの特別なんて、うぬぼれていたのかもしれない。
朝からいちかの胸は、ずっと落ち着かなかった。
バッグの中には、小さな箱。
昨日の夜、何度も失敗しながら作った手作りのお菓子が入っている。
莉久に渡したい。
でも、恥ずかしい。
喜んでくれるかな。重いって思われないかな。
そんなことばかり考えてしまって、授業中も全然集中できなかった。
しかも今日は、なぜか女子たちが朝からそわそわしている。
莉久の机の中には、すでにいくつかの包みが入っていた。
それを見たいちかは、胸の奥がちくりと痛む。
やっぱり莉久は人気者だ。
自分だけの特別なんて、うぬぼれていたのかもしれない。



