「今日はここまで」
「え……」
「大事にしたいから」
まっすぐそう言われて、いちかの胸はまたいっぱいになる。
甘いだけじゃなくて、ちゃんと大切にしてくれている。
それが何よりうれしかった。
「でも」
莉久が少しだけ声を落とす。
「次は、たぶん我慢できない」
「っ……」
「覚悟してて」
真っ赤になるいちかを見て、莉久は満足そうに笑った。
それから何でもないみたいに手をつなぐ。
「帰ろう」
「う、うん……」
歩き出してからも、指先はずっと離れない。
夕焼けに染まる道の中で、ふたりの影だけがぴったり重なる。
いちご色みたいな空の下。
やさしくて、少しだけ熱い初めてのキスは、
いちかの胸にとびきり甘い余韻を残した。
そしてその隣で、莉久はきっと同じ気持ちで笑っていた。
「え……」
「大事にしたいから」
まっすぐそう言われて、いちかの胸はまたいっぱいになる。
甘いだけじゃなくて、ちゃんと大切にしてくれている。
それが何よりうれしかった。
「でも」
莉久が少しだけ声を落とす。
「次は、たぶん我慢できない」
「っ……」
「覚悟してて」
真っ赤になるいちかを見て、莉久は満足そうに笑った。
それから何でもないみたいに手をつなぐ。
「帰ろう」
「う、うん……」
歩き出してからも、指先はずっと離れない。
夕焼けに染まる道の中で、ふたりの影だけがぴったり重なる。
いちご色みたいな空の下。
やさしくて、少しだけ熱い初めてのキスは、
いちかの胸にとびきり甘い余韻を残した。
そしてその隣で、莉久はきっと同じ気持ちで笑っていた。



