髪色が派手だからかな。みんな私の方を向いた。
え、あんな派手な人この学校にいたっけ?
そんな疑問が丸見え。
とりあえず、どこかの教室に入りたい。
そう思ってちょうど近くの空き教室に入る事にした。
なんか、見覚えがあるな……。
でも、そんなのいまはどうでもよかった。
ただ、ただ泣きたかった。
私は、昔から、この桃色の髪がコンプレックスだった。
理由は色々ある。
一番は目立つ、それも悪目立ち。
あと、この髪だけで、チャラそうって先入観を持たれる事だってある。
目の色もそう。
私の髪も、目も。ピンクっていうのは私にとって、嫌なところ。
最初は、嬉しかった。
みんなとは違って特別な感じがして。
でもね、違った。
『怪物』『怪物』
何回言われたかな。
そんな言葉を小学校、二年生の時、ずっと浴びていたんだ。



