ももいろダンス!─実力派ダンサーの相方は初恋の王子様!?─




私の周りには優しい人がたくさんできた。


「大丈夫?いつもよりテンション低い」

「あーなんでもないよ気にしないで蓮にい」

「そっか。ま優と俺がいるから、話したくなったら受け入れるよ」


蓮にいも私のことを心配してくれた。

前は……あった。助けてくれた子もいた。


でもこうやっていざとなったら頼りにしたい人がいてよかったと思った。


そして、ある日……体育館裏に呼び出された。


え、……体育館裏?

って、あれだよね、なんか詰められるやつ。


そんなの私に起きないか、少女漫画の主人公じゃあるまいし。


油断したからか誰にも相談せず、体育館裏へ向かった。


でも……もし私が少女漫画のヒロインだとしたら、きっとあの陰口とか。

そんな話なんだろうな。

どちらにせよ、何か自分から前に進まないと、ただ後ろに進むだけ。


なにか、可能性があったほうがいい。