ももいろダンス!─実力派ダンサーの相方は初恋の王子様!?─




心もとない言葉が響く。

聞こえてしまうのは私の地獄耳のせい。



こんな言葉聞かなければもっと幸せになれるのに。


「まぁ確かにあの子には勿体無いビジュだよね優って」

「でしょ?やっぱり萌愛も分かるよね!」

「……、」


私は思わず耳を塞いだ。

萌愛ちゃんはクラスの中心人物の女の子。


いまの空気はいや。

でも前ほどじゃない。

それが安心できる唯一の材料だった。



「桃……、何かあった?」

「優、いやなんでもない」


いまこうやって言われてるのは多分優とかかわりはじめてから。

だから優に自分が責任だと思って欲しくないの!


「ほら、私いつも元気じゃん?だから大丈夫!!」

「辛くなったら……頼って」