心もとない言葉が響く。
聞こえてしまうのは私の地獄耳のせい。
こんな言葉聞かなければもっと幸せになれるのに。
「まぁ確かにあの子には勿体無いビジュだよね優って」
「でしょ?やっぱり萌愛も分かるよね!」
「……、」
私は思わず耳を塞いだ。
萌愛ちゃんはクラスの中心人物の女の子。
いまの空気はいや。
でも前ほどじゃない。
それが安心できる唯一の材料だった。
「桃……、何かあった?」
「優、いやなんでもない」
いまこうやって言われてるのは多分優とかかわりはじめてから。
だから優に自分が責任だと思って欲しくないの!
「ほら、私いつも元気じゃん?だから大丈夫!!」
「辛くなったら……頼って」



