「まさかこの変装のすごさ的にバレると思ってなかった」
「だよね?髪色だけでバレたのがちょっと悔しい……」
「まー話はよーくわかった。じゃあダンススタジオ貸すから。何時間?というかもうそんなに時間ないんだけどねー」
まさかまさかー夕夏そんなにニヤついちゃってー
いくらのわたしでもそんなに時間配分ミスることはあんまないってー
近くにあった壁掛け時計を見てみる。
「──7時半?」
「うん、なんかその水色髮くんの行動とかまで説明してたからね、あの記憶力を勉強に使えばもっと賢くなれるのに──って、もも? あー、鍵とってもう入ったやこれ」



