私がたつきゃから降りなきゃいけない?でも背中の方にはまた棚があるはず。
私にはあまりにも光景がスローモーションに見えていた。
かんがえることもたくさんできる。落ちてくるまでの長さも認識できる。
だけど……避けられる方法は思いつかなかった。
1番したから崩れていたからか、上に乗っていたものが全部落ちてくる。
もう私は頭を打ち、背中も打つというより、背中だけのほうがいいはず
と結論付けた。
だから、体重を後ろにかけた。
——ドン!
棚に背中をぶつけた鈍い音がひろがった。
ドテッドサッ
どんどん頭にスケッチブックが落ちてくる。
い、痛い……。
何個もスケッチブックが落ちてきた時、やっとあの男の子について考え直すことができた。



