そうして一番下のスケッチブックを動かそうとした時。
——ガチャッ
え、……だれ?
好奇心が勝ってしまい、ドアの方を見てみる。
「わ、避けて!」
え、どういうことだろう
私はその声を聞き反射的に上を見上げた。
私の手が——滑って、スケッチブックが落ちてきている。
そう判断するのに1秒もいらなかった。
やばい、落ちるまであと30cmぐらいしかない。
あの人は誰だろう、私のみっともないところを見せることになりそうだな
あ、あれ?
今って危機だよね?
私、どうやってよければいい?
あと20cm
え、避ける……方法?



