甘い証拠

 日直でノートを職員室へ運んだ数分後。
 机に置きっぱなしだった筆箱に、私の好きな飴が入っていた。
 (誰が?)
 首をかしげる私の横を、片想いの彼が通り過ぎる。
 甘い桃の香りを残して。
(94文字)


【真相】
 片想いの彼が、誰もいない隙にこっそり差し入れをしてくれた(実は両想いだった)
 彼は普段からずっと主人公のことを見ていたので、その飴が好きなことを知っていた。
 彼の長年の片想いが発覚する。