なってみせる、愛しのクリスタル♡~トップ男子たちに愛されるのがわたしの使命!?

とりあえず職員室まであと少し、なんとか近くまでやって来た。

お昼休みが終わる前に水の交換しなきゃ、なんだけど…

「ちょっと疲れたかも」

ずーっと花瓶持ってるのは大変で腕が痛くなってきちゃった。
ちょっと置いて休もうかな、まだ時間あるし。

花瓶を床に置いて壁にもたれながらそのままぺたんっと座った。
職員室の近くの廊下はあんまり人がいなくてしーんとしてる。

生徒がこっちまで来ることってないのかな?
用がなければ来ないか、ここまでちょっと遠かったもんね…

ーガラッ

と、勢いよく後ろの窓が開いて体がビクッとした。
ひゅーっと風が流れ込んできたからあわてて振り返った。

え、なに?何があったの!?

そこには窓のふちに足をかけて身を乗り出したー…

「栗丸颯斗参上!!」

栗丸くん!?

じゃーんと指を差して、どこを見てるのかわからない視線で前を見てた。
キラキラの金色の髪が映えてすごいポーズが決まってる、ちっともブレない体がすごい。

あれ、でもこれどこかで見たことある…?

「しずしず、やっほぉーーー!」

「え、あ、うん…え!?」

ブイッとピースして顔をこっちに向けたから困っちゃった。わかりやすく口ごもって変な声が出ちゃった。

てゆーかしずしず!?
わたしの知らない間にあだ名決まってる!?