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「……ん」
香ばしい、とても良い紅茶の香りで目が覚めた。
パチリと目を開ける。
視界に飛び込んできたのは、高級感のある天井。
アンティークのシャンデリアが、やわらかく光っている。
私、どうして……あ、生徒会長室で……
記憶を辿りながら、起き上がろうと身体を動かそうとした。
その時、自分の頭の下に「何か」柔らかくて暖かいものがあることに気づく。
ん……? 枕……にしては、ちょっと固いような……?
「……起きたか」
すぐ上から降ってきた声に、心臓が跳ね上がった。
「え!?」
見上げると、そこには私を見下ろす会長の顔があった。
息が止まりそうになる。
……私、いま。
会長の太ももの上に、頭を乗せてる!!?

