わたしは吸血鬼なカレの番



「ひ……っ」

「……お前は俺の番(エサ)だ」



耳元で低く落ちる、掠れた声。

どこか嫉妬に狂ったような熱を帯びている。



「なのに、どうして他の男とあんなに楽しそうに笑っている?」

「えっ……あの、侑季先輩は……っ」

「黙れ」




制服のシャツの衿ぐりをぐっと押しのけられ、白い首筋が無防備に晒される。

直後──チクリと、首筋に鋭い痛みが走った。