わたしは吸血鬼なカレの番



耳元で囁かれた、強烈すぎる独占欲の言葉。

胸の奥が、痛いくらいにドクン、ドクンと激しく跳ね上がった。

息が止まりそうになる。

神城先輩……ヤキモチ……?

侑季先輩はただ、私を妹みたいに可愛がって手伝ってくれただけなのに。

ヴァル先輩にとっては、それすらも許せないくらい面白くなかったのだ。



「ヴァル先輩……侑季先輩はただ手伝ってくれただけで……」

「黙れ。言い訳を聞きたいわけではない」



神城先輩は私の言葉を遮ると、ふっと力を抜くようにして──私に向かって倒れ込んできた。



「きゃっ!?」



どさりと、私の肩に彼の額が預けられる。
逃げ場を完全に塞がれ、会長の顔が私の首筋へと埋め込まれる。