わたしは吸血鬼なカレの番




「驚かせてごめんね。俺は東條寺 侑季(とうじょうじ ゆき)サングイン(ここ)で生徒会副会長をしてるんだ」



モデルさんみたいにすらっと背が高くて、眩しいくらいの超絶イケメン!

おまけに、極上のさわやかスマイル付き。

こんなにかっこいい人、テレビとか雑誌でしか見たことないよ……!



「あ、えっと、特別編入生の白石あかりです!今日からお世話になりますっ」



私は慌ててぺこっとお辞儀をする。



「あはは、よろしくねあかりちゃん」



私のオーバーな反応がおかしかったのか、侑季先輩はクスッと優しく目を細めた。

その表情がずるいくらいにかっこいい。




「早速だけど中入ろっか。俺が案内するからついてきて!」

「はいっ!よろしくお願いします!」



侑季先輩の後ろを追いかけて、私は重厚な鉄門の先へと一歩踏み出した。