わたしは吸血鬼なカレの番




地下聖堂での一件から、一夜明けて。

ヴァル先輩は怪我の療養のためにしばらく自室で過ごすことになったと侑季先輩から聞かされた。



……一方の私はというと。

朝から先生たちや学園の偉い人に呼ばれて、今回の事件のことをみっちり聞かれていた。

何人くらいいたのか。

どんな話をしていたか。

事件以前に何か気になる動きはなかったか――などなど。


「や、やっと終わった……」



解放される頃には、外はすっかり日が傾き始めていた。