わたしは吸血鬼なカレの番



「かいちょ〜! あかりちゃん! 助けに来たよっ!」

「葵くんっ!蓮くん……っ!」



二人は身軽な動きで瞬時に距離を詰めると、まだ抵抗しようと身を起こしかけていた彼らの懐へ飛び込んだ。



「あかりちゃんに手ぇ出すなんて、いい度胸じゃん!」

「……逃がさないよ」



鋭く目を光らせた二人が次々に彼らを無力化していく。


かっこいい……!

圧倒的な身体能力を見せつけて、残っていた数人を一瞬で組み伏せちゃった!



「へへ~ん! 僕たちの鼻をもってすれば、居場所なんかすぐに特定できちゃうもんね~!!」


パンッという葵くんと蓮くんのハイタッチの音が聖堂内に響き渡った。