わたしは吸血鬼なカレの番



「~~~っ! き、緊張したあっ!!」

「お疲れさま、あかりちゃん」



職員室での挨拶を終え、ドアを閉めた瞬間に盛大な溜め息を吐き出す。

そんな私を、侑季先輩はクスッと優しく笑いながら見守ってくれていた。



「……じゃあ次は、生徒会室に行こっか」

「生徒会室ですか?」

「そ。会長が直々に、あかりちゃんに挨拶したいんだって」



生徒会長っていうと、ここの生徒の中で一番偉い人……ってこと、だよね?

わざわざ挨拶したいって、私が特別編入生だからなのかな?



「生徒会長さんが……!?」

「うん。……とっっても珍しいことにね」



意味深に目を細める侑季先輩に首を傾げつつ、私はその後をついて歩いた。