わたしは吸血鬼なカレの番



「プライドの塊みたいな男だもん。自分の愛しい番が、自分以外の男たちの手で無残に弄ばれ、傷つけられる……想像しただけで狂いそうになるだろうねぇ」

「やめて……っ!! やめてよ……っ!!」



レイくんの手が、私の制服の襟元へとゆっくり伸びてくる。


「嫌だ……っ! 触らないで……っ!!」

「君がここで散々泣き叫んで汚されれば、あいつは冷静さなんて一瞬で失う。ボロボロの君を人質に取られて、手出しもできずに僕たちの前で惨めに這いつくばるんだ」



スルスルとシャツのボタンが外されて、あっという間に鎖骨が露になった。

やだ……誰か……誰か助けて……っ!!

必死に体をねじり、首を振って抗うけれど、縛られた身ではどうすることもできない。

冷たい地下聖堂の壁に叫び声が空しく響くだけ。



ヴァル先輩の尊厳も、心も、すべてを打ち砕くための毒餌として弄ばれる恐怖。

私は冷や汗と涙で視界を真っ白に染めながら、ただ必死に抗い続けることしかできなかった。