わたしは吸血鬼なカレの番



「あ……はい! 図書室で勉強会なんです。ヴァル先輩が教えてくれたおかげで、みんなに教えられるようになって……!」

「……フン」



私が引きつった笑顔で答えると、ヴァル先輩はプイッとあからさまにそっぽを向いた。



「職務放棄とは良い度胸だな。俺との時間よりも、そいつらとの時間を優先するのか」

「そ、それは……! 」



うう……声が冷たい……