わたしは吸血鬼なカレの番



「ふふ、そっか。……うん、あかりちゃんのそういうまっすぐなところ、私大好きよ」



セシル先輩の優しい声が、心にじんと染み渡る。

窓の外を見ると、沈みかけた夕日が街並みを橙色に染め上げていた。

お店の中に差し込むやわらかな光が、私たちのテーブルを優しく包み込んでいく。



「またこうやって、二人で息抜きに来ましょうね」

「はい……! ぜひ!」



久々の女子会に、心から癒された放課後。



「……さてと! そろそろ帰らないと、しびれを切らした会長が侑季くんを困らせかねないわね」

「あはは……! 急いで戻りましょう!」



パフェのお会計を済ませ、私たちは夕暮れの街へと踏み出した。