お正月胸キュン一編

その後おみくじをひいた。


"大凶" の紙に額に指先4本をあてていたら

"末吉"の紙をひいた唯音君が、

「悪かったの?みくじ掛けに結んでいこっか」

その言い伝えを聞いたことがない、
不思議な世界に訪れたように私は、

「?」


とウェーブがかかった髪を左右に振りおろし
唯音君の顔を覗き込んでいると、


「反則。

こっちみないで」



と口元を覆い隠すのだった。明らかに赤面。
見慣れたけど、その癖。私が天然なあまりか。