神崎さんはエロ過ぎる…!

次の日、神崎さん宅に向かうと、疲れた顔をした神崎さんが出てきた。
目の下には大きなクマが出来ており、多分、寝ていないだろう事が分かる。

「神崎さん!
あなた、ちゃんと食べてます!?」

「食べる?
人間1週間食べなくても死にはしませんよ。」

「そーいう問題じゃ無いんですっ!
ちょっと何か作りますから、待っていてください!」

「ねぇ、生乳の場合…」

「いーから大人しくしてろぉぉぉ!」

私はセクハラ神崎さんをリビングのソファに座らせ、私は料理を作り始めた。
作れるのか?って?
そもそも、サンドイッチや深煎りアイスコーヒーなんかが、ハードルを上げていたのだ。
つまり、ハードルを下げれば作れる料理はあるって事!

私はカレーを作り始めた。
にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、の皮を剥き、牛肉と共に一口大に切って、煮込んでいく。
後は、火を止めてカレールゥを入れる。

カレーくらいなら、料理不器用な私にも作れるし、これでいいのよ!
料理なんて!
そんなに洒落た料理を作る必要はないのである!

ちょうどご飯が炊けて、私はカレーライスを皿に盛った。

「どうぞ、飲み物は麦茶ですよ。」

「えぇー、レモンティーが…」

「何か!?」

「いえ、いただきます…」

「どうぞ。」

「ん?
あれ?」

「ダメでした…?」

しかし、神崎さんは咀嚼しながら首を横に振った。

「いや、意外と美味しい…!」

「そうでしょう!?
料理と言えばカレーですよ、やっぱり!」

「へぇ…
カレーは作れるんですね。」

「まぁ…
そのくらいは…」

「あ、そうだ。
書斎の掃除を頼みます。
紙類以外は捨てても良いですから。」

「分かりました。
食べたら、お皿はシンクに浸けといてくださいね?」

「はーい!」

珍しく素直な神崎さん。

私はハンディ掃除機を持って書斎に向かった。

うーん、30畳はあるだろうか?
書斎は書斎にしては広い。

ふん、金持ちなんか嫌いだい。

私はそんな事を思いながら、掃除を始めた。

スムーズに掃除機をかけ、ソファの下を掃除しようとした時、ガツン…!何かに当たった。

え?
なに?

私が手を伸ばすと、それは…

「…ギャァァァァァァァァ!!!」

それら、大人の玩具、バイブだった。
つまり、男の人のアレの形をした、バイブだ。

「どうしました!!」

神崎さんが入ってくる。

「バ、バ、バイブが…!
ソファの下から!」

「なぁんだ、そんなの小説の参考資料ですよ。
バイブ責めして、それから…」

「詳細は聞いてません!!!」

「そう言えば、それ、洗ってない…」

「ギャァァァァ!!!」

私は、バイブを投げ捨てて、トイレに駆け込んだ。