恋人同士になった二人


お昼は私、彩ちゃん、葵くん、都鳥くんの四人で食べる様になった。

私と彩ちゃんがお弁当を持って、学食で食べる葵くんと都鳥くんのところに、お邪魔する形で。


「……泉宮。」

「なぁに?桜森さん。」

「わたしの前で真緒に触るな。」

彩ちゃんは良い加減にしろやと、完全にキレていた。

葵くんは私の手を握って離さない。


「諦めろ。何を言っても無駄だ。色恋で馬鹿になってんだよ。」

都鳥くんは悟りの境地。


諍いはありつつもなんだかんだで、楽しく過ごしていた。