イッツ・ア・マジックショータイム!~変人マジシャンの華麗なる謎解き~

そんな僕を見て、神宮寺さんは心底楽しそうに笑っている。

まるで、これから面白いショーが始まるとでも言うように。

「なんで僕まで?」

「だって」

神宮寺さんは僕を指差した。

訝しげな顔でこてんと首を傾げる。

「君は私の助手でしょ?」

「えぇ....。いつから?」

「?結構前から」

「いやいや助手って……。

そもそも神宮寺さんはマジシャンなのであって、探偵じゃないよね?」

「それが何?」

「......なんでもないです...」

こうして、僕の平凡なはずだった学校生活に、事件が転がり込んできてしまった。