魔法がなくても




私は小学生の終わりに自分の中の違和感……魔法に目覚め、マギア学園に入ることとなった。

初めて無意識に力が出た翌日に、マギア学園からの書類が届いたのだ。
それも、目を通した書類は時間経過とともに消え、送る書類も封をしたと同時に手から消えた。







生活が一変し、現実の切り離されたような島の学園に入ってすぐや魔力コントロールテスト、使い魔召喚と寮の割り当てがあった。

その中で大きな問題がひとつ。


入学当初、召喚する魔法陣から私だけ使い魔が現れないという事態におちいった。

かわいい猫や鳥が来てくれることを夢見ていたのに。
周りにはひそひそと何かを言われたものの、ぬいぐるみを動かす魔法の取得をしてしまえば、悲しさもまぎれると、私はその魔法取得だけに集中した。


そして私に使い魔がいないことで、何かを言う人が誰もいなくなるように、魔法の全てを身につけてやるんだと──