チャラ男も笑えば雑巾に当たる


お祭り会場につくと入り口でチケットが選べた。

ドリンク券付き、屋台のゲーム券付き、出入り自由のフリーパス、その他いろいろ。


「蜂技くんどれにする?」

「ゲーム」


即答でちょっとおもしろい。

ゲームが好きなんだ、蜂技くん。


「じゃあ私もそれにする」

「それなら一緒にまわろ」

「え?うん、」


最初から一緒に回るつもりだったけど……とは言えず、チケットを買って会場へ入った。


「委員長、あれできる?」

「え?……射的?」

「うん」


蜂技くんが向かう先には射的のゲーム。

屋台のお兄さんがへいらっしゃーい!と元気よく勧誘する。


「やったことないなぁ。蜂技くん得意なの?」

「うん、いちばん好き」


こくりとうなずく蜂技くん。

ずきゅうううううん!!!
射的より先に私のハートが撃ち抜かれた。