もっと知りたい、近づきたい、触れたい、話したい、守られたい、抱きしめられたい。
おこがましいよねわかってる。
わがままかもしれないけど妄想するのはタダじゃん、許して蜂技くん。
ってごちゃごちゃ考えているけれど。
「……」
「……」
ななななななんで黙るの蜂技くんっ!
そこはへーでもほーでも返事してよ蜂技くんっ!
かあっと顔が熱くなる。
「う、はずかしい……言わなきゃよかった」
両手を顔にうずめると、くすっと笑ったような吐息が聞こえた。
「なんか子猫みたいだね」
子猫……。
「それってほめ言葉?」
「たぶん」
「た、たぶん……」
「いつもはリアリストでクールなのに好きな人にはすごくなつきそう。今日小川さんとめちゃくちゃ仲良いの見て思った」
カナミと私、周りから見てもめちゃくちゃ仲良いって思われるの嬉しいな。
自慢の友だちだからね。
「……それなら蜂技くんだって猫だよ」
「そう?」



