委員長と副委員長という関係の、ありふれた業務連絡。
ほんの数十秒の会話。
ただそれだけなのに、私の脳内はこんなにも取り乱してしまう。
恋ってすごいと思う。いや蜂技くんがすごいんだ。
蜂技くんと話せたっていう幸せだけでさっきの嫌なことはすっかり忘れて今日という一日がお腹いっぱいになる。
「はあ……」
蜂技くんはどんな女の子が好きなのかなあ。
やっぱりカナミみたいに可愛くて性格良くて明るい子がいいのかなあ。
伏せたままチラ、と脇の隙間から窓際後方に座る彼をのぞくと、静かに読書をしている姿が見えた。
少し目にかかる前髪はサラサラで、切れ長な目ときれいな鼻筋、薄い唇、病的なほど色白で透明感のある肌。
黒髪と白肌のコントラストがえげつない美貌と色気を放ってる。
昼下がりの日射が彼を照らしてまぶしい。まぶしすぎる。
私には見える、キラキラ輝くシャイニング・エフェクトが。



