な、な、なにがおかしいのよ!
眉間に力が入ってギリッとにらみつけてやるけど効果なし。
それどころかエスカレートする笑い声。
「も、もう!笑ってないでどいてよ!私の高級上質ひざ枕はタダじゃないんだから!」
「ふははははははっ、じょ、上質が追加されてるッ…うはははははははは」
「うるさいなー、あーもう!黙れ犬井駆!シャラップ!ハウス!しっしっ」
しばらくの爆笑ののち、ぜえぜえ息切れする犬井駆。
一仕切り笑ったらしい犬井駆はよっこらしょと上体を起こす。
「ふう、ほんとみのりんっておもしれー女ぁ」
やっとどいてくれた。
この数分間のお代は仕方ないからサービスしてやるよ。
「で、さっきの件。YESかハイか回答は?」
「ふは、肯定しかないじゃん」
「ふん!あんたに拒否権あると思ってんの?」
「うわあ何それ、じょーおーさま気取り?」
「じゃあ聞くけど犬井駆。あんた自称蜂技くんのしんゆーとかほざいてるけど一方的に想ってるだけでしょう?だって蜂技くんがあんたといるときよくよく観察してみれば一瞬たりとも笑わないし無表情のままじゃん。私は委員長と副委員長の関係だとしてもやさしーいスマイルをいただいたんだからね」
「まあ親友っていうか……それ以上かなあ」
「…………え」



