「きゃあ〜〜キュートみのりん!好き!愛おしい!私が男だったら絶対結婚してる!」
きゃっきゃさわぐカナミのほうが可愛いのに。
恋バナ大好きなカナミは私に抱きついてぴょんぴょん跳ねるから振動で胸が揺れる。や、やめてちょうだい……。
「私みのりんの恋応援する!蜂技くんってちょっと高嶺の花な感じするけど、カノジョいるって話は全然聞かないし何よりこんなに可愛くてクールビューティーなみのりんならお似合いだと思うよ!」
「ありがとカナミ……可愛くてクールビューティーってのは語弊があると思うけど」
「何でも言ってね!私ができることならいっぱい協力するよっ」
「うーん、でも明日から蜂技くんのことあんまり観察できないんだよね……」
「あっそっか、犬井くんのとこ行かなきゃなんだよねぇ」
「うん、最悪だよほんと。いつまで続くんだろうこれ。まさか卒業まで…!?」
「えー!? さすがにそれは……でもあの犬井くんならやりかねないねぇ。
っていうか、そもそもみのりんの負担大きすぎだって!それならこっちもそれ相応のお代をいただかなきゃ!」
「お代?」
「あ、めっちゃいいこと思いついちゃった」
そう言ってカナミはニヤリと怪しい笑みを浮かべて。
私の耳元にこそこそと“めっちゃいいこと”を話してくれた。



