「はちぎくんって、副委員長の蜂技悠里くん?」
「うん。新学期に委員長決めるとき誰も手を挙げなくて先生が困ってたじゃん、でも副委員長ならやるって蜂技くんが挙手したでしょう?それなら私も委員長やるしかないなあって」
「へぇ……」
「は、はずかしいな!こんなこと話すのカナミが初めてだし!絶対に絶対に絶対にだれにも言わないでね!二人だけの秘密よ!?」
下心で委員長になったなんて知ったから怒ったかなあ……と思って、ちら、とカナミを見るとキョトンとした表情で目をまんまるにしている。
と思ったらパアッと花が咲いたみたいに頬を緩ませて愛らしいえくぼを見せてくれる。
「わあっ!みのりんって恋する乙女なんだあ!」
「えっ、こ、恋…!?」
「いつもクールビューティーなみのりんが!きゃーっ、かわいいみのりん登場!珍しくデレてる!のろけてるみのりんすっごくかわいい!ギャップやばい!今のお顔自分でも見てほしい!どっかに鏡あるかな?すっごいデレデレ!」
「え、えええーっ、そそそんな変な顔?あんま見ないでよっ」



