チャラ男も笑えば雑巾に当たる


というかクラスのみんなもカナミを模範に率先して動いてくれるとありがたいのだけど。


「そうは言ってもみんな面倒事はさけたいんでしょうね。誰かがやればいいやってどこか他人事なのよ」

「むう、冷静だねぇみのりん」

「私だって本当は委員長なんて面倒な仕事多いからやりたくなかったし、今日みたいに犬井駆とかいう厄介者に絡まれたくなかったわ」

「え、やりたくなかったの?それじゃみのりんってどうして委員長に立候補したの?」

「そ、それは……」


正義感の強いカナミが聞いたら怒りそうだなあ、と少し怖気づいたけど、こんなに助けてもらってるからには暴露しないわけにはいけない。


「実は私……は、は、はち、ぎ、くんのことが、気になってて……」


言葉にすると同時にかあっと顔が熱くなる。
本人に言ってるわけじゃないのにドキドキしてしまう。