チャラ男も笑えば雑巾に当たる



「私はなんて大変なことを……」

「でもね、よく考えてみたらさぁ、」

「うん」

「その報復にしてはみのりんの負担大きすぎない?」

「え?」

「まあ事故とはいえ顔面に雑巾あたっちゃったのはお気の毒だけどねぇ。みのりんはわざとやったわけじゃないし、そもそも男子たちがふざけてたからいけないんじゃん」

「そ、そうだけど……」

「しかも犬井くんは男子たちがふざけてるのを蚊帳の外で見てただけじゃん?私が注意するより犬井くんが動いてくれたほうが効果あっただろうし!」

「た、たしかに……」

「あー、なんか振り返ってみれば傍観者たちもムカついてきた!なんでこういう時に動くのっていつも私かみのりんなんだろーね?クラスメイトって30人以上いるはずでしょ!?」


私は委員長としてクラスをまとめるという役割を果たすべきなのはわかるけど、カナミはクラスメイトの一員なのに自主的に動いてくれる。

それは私にとって心強い協力者だしすごく助かる存在。

カナミみたいな子がもっとクラスにいたらいいのになあって思う。