「きゃーーーーっみのりんってばもう!素直じゃないなあ!でもかわいい!こんなにかわいい子ほかにいない!犬井くんにあげたくない!でもあげる!やったね犬井くん!みのりんをよろしくね!だいじにしないと許さないから!」
カナミぃ……。
一生懸命なのは伝わるけどそれからかってるようにしか聞こえないんだよ今の私には……。
「なになに駆〜?事故って〜?まさかあんた、両想い確信したからってもう手ぇ出してんじゃないわよね?順序ってのがあんのよ、それ守らなあかんねん!というかなーにがウェルカム〜だよボケふざけんなチャラいんだよもっと真剣に考えて発言しなさい!ほら昔から言ってるでしょ思いはちゃんと言葉にせな伝わらんって!あんたは特に勘違いされやすいんだからはっきり言わんと!」
さ、さとみさーん、お説教したくなるのはわかるけど私います、ここにいます、私がはずかしいです、やめてあげてください……。
すると空気が動いた気がしてふと背後に気配を感じる。
「みのりん、」
後ろから犬井駆の声がする。



