寝る時間、ベッドの中でぎゅっと自分を抱きしめる。 思い起こされるのは、固くて、あったかくて、大きな胸板。 いつもへらっとかわいい顔してるのに、ちゃんと男の人なんだって意識するほどにはたくましい力強さだった。 胸の奥がくすぐったい。 いちごジャムみたいな甘酸っぱくて芳香な気持ちが込み上げてくる。 「っ……」 ぎゅっと目を閉じて押し戻す。 月曜日からいろいろあったなぁと物思いにふけていたら、いつのまにか夢の海へ沈んでいた。